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群馬の富岡製糸場 世界遺産に登録される可能性はほぼ確実!! 6月にも本登録へ!? [ノンジャンル]

学生時代の日本史を思い出してほしい。
明治に入った頃の話で「殖産興業」という言葉を覚えているだろうか?
新政府が誕生して、「富国強兵」の一環として自国で産業を興していく政策を行っていた。
日本版の産業革命みたいな感じである。
そこで群馬県に設立したのが生糸を生産する官営の「富岡製糸場」である。
この富岡製糸場が今年世界遺産に文化遺産として登録される可能性が極めて高くなりました。


富岡製糸場の歴史だが、明治になって間もない1872年に設立。
敷地面積は5.5haで、およそ300人くらいの女性の工員が生糸を生産して、
当時は世界最大の製糸工場だったそうである。
富岡製糸場(当時).jpg
http://www.yatsumoto-e.ed.jp/?page_id=100

当初は官営で運営していましたが、実は経営が悪化していって民間に売りに出されました。
なかなか買い手がつかなかったそうですが、最終的に三井財閥の手に渡りました。
さらにその後富岡製糸場は原合名会社のものとなり、
戦時中の1939年からは片倉工業のものとなり、長きにわたって生糸を生産し続けました。


結局のところ富岡製糸場は閉鎖になるんですが、1987年まで稼働していました。
その後は工場の取り壊しをせずにそのまま保存。
2005年に富岡市に寄贈して、その頃から世界遺産登録の機運が高まっていきます。
富岡製糸場(現在).jpg
http://ps.nikkei.co.jp/YKKAP/narikiri/vol2/01.html

そして先日ユネスコの諮問機関であるイコモスが富岡製糸場に対して
保存状態の良好さの理由で最高評価で世界文化遺産の登録を推薦されたのです。
「富岡製糸場と絹産業遺産群」として登録される見込みです。䝬


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